HSPの方は
「もしかして自分て人より仕事できない?」と感じることありますよね
これって実はカラクリがあり、解決策もあります。#HSPあるある
— ひで@退職代行ソムリエ (@somurie_hide) October 25, 2020
今回の記事ではこのツイートを深掘りしつつ
といった疑問にお答えし
さらに
・HSPさんが仕事できる人になる方法
・HSPさんが退職する時の最適ルート
についても解説していくよ
HSPさんは仕事ができないのか?

「HSPの方は仕事ができない」というのは間違いです。
現状「自分は仕事の能力が低い」「働いていける気がしない」と感じている方は
ほとんどの場合「HSPに合っていない仕事」についています。
HSPの方はその「繊細さ・敏感さ」ゆえにただでさえ生きづらさや息苦しさを感じることが多いです。
ただ、HSPでも「自分が生き生きしている」瞬間を経験した方も多いと思います。
生きづらい時間が多いけど、だからこそ心から落ち着ける時間を味わえたりしていませんか?
今日の雲素晴らしいね〜!HSP気質って生きづらいけど、空とか水面のキラキラだけで幸せになれるからお得かもしれん。笑 pic.twitter.com/eBC3f7EQgB
— 夏帆 (@_kaho722) August 30, 2020
敏感で繊細で物事を深く考えるHSPさんが、本来仕事ができないはずはないです。
ただし、様々な角度から物事を見ることができる分、結論を出せない傾向があります。
「自分はこう思うけど他の人が見たら的外れかな」
とか考えてしまいます。
しかし、まずは「自分は仕事ができるはず」と信じてください。
HSPさんが仕事をできないと感じる理由

「HSPは仕事ができるはず」なのになぜ仕事ができないと感じるのでしょう。
HSPの特徴が理由になっています。
- 得意・不得意がはっきりしている
- 人より考えることが多い
- できない部分に気づいてしまう
- 自分に厳しい傾向がある
- 人間関係に疲れやすく、パフォーマンスが下がる
- HSP特有の学習曲線がある
- マルチタスクが苦手
詳しく説明していきます。
得意・不得意がはっきりしている
HSPの方は気分屋ではないですが不得意な環境ではまるきり力が発揮できず
得意な環境ではどこまでも追求できる。と極端です。
HSPが得意な内容
- スピードより完成度
- 独創性を発揮する
- 追求する
スピードより完成度
HSPさんは「ひとまず手順通り進める」というよりは「一つ一つ考えながら進めていく」傾向にあります。
その結果人より仕事に時間がかかります。
「考えすぎて動けない」状態に陥ることもあります。
いろいろなことに気を使いながら進めていくので完成度は高い傾向にあります。
仕事の一つ一つの工程をある程度考え抜いて
自分の中で答えが出た後はスピードを上げていくことが可能な場合もあります。
独創性を発揮する
HSPさんは色々気づいてしまうので思考停止の繰り返す作業が苦手な傾向があります。
ある程度仕事内容が固まっている中でも自分の裁量で決められる部分があると
独創性を発揮し生き生きと仕事ができます。
追求できる
HSPさんは様々なことを感じ取れるので
作業をしながら「さらに良くするにはどうするか」考えやすいです。
ですので奥行きのない単純作業よりは
奥が深く追求していける内容が得意です。
HSPが不得意な内容
- マルチタスク
- プレッシャーのかかる場面
- 人間関係が悪い
- 暑い・うるさいなど職場環境が悪い
マルチタスク
HSPさんはただでさえ一つのことをしていてもいろいろなことに目が向くので
マルチタスクには向きません。
パニックになってしまうか疲労困憊で気力が持ちません。
能力が低いわけではなく性質と考えましょう。
プレッシャーのかかる場面
HSPさんはプレッシャーのかかる場面では極端に力を発揮できなくなります。
普段意識せずにできていることでも上の空になってミスしたりします。
上司に見られていたり、監視されている状況は特に苦手です。
人間関係が悪い
HSPさんは出社した瞬間から周りの空気を敏感に感じ取っています。
「機嫌の悪い人はいないか」
「何か危険はないか」
人間関係の良い職場では安心して仕事をこなしますが
人間関係が悪ければ巻き込まれていなくても空気を感じ取ってしんどくなってしまいます。
暑い・うるさいなど職場環境が悪い
人によって五感のうちどの感覚が鋭いかは違いますが
HSPの方は敏感なので刺激の多い職場環境は特に苦手です。
気にしていないつもりでも知らぬ間にセンサーが感じ取り
蓄積して疲れ果ててしまいます。
人より考えることが多い
HSPさんは考えなくても良いことまで感じ取り、気になってしまいます。
その結果
- 仕事に集中できなかったり
- 一箇所を深めすぎて的外れになったり
- 仕事がなかなか終わらなかったり
します。
能力が低いわけではなく「いろいろ気づいてしまうこと」が障害となって
仕事ができないように見えてしまう場合があります。
正しい方向に色々気づけるように経験を積んでいくことが必要です。
できない部分に気づいてしまう
実際には他の人と同様に仕事ができているのに
自分の至らない部分に敏感に気づいてしまい
「仕事ができない」と感じている場合もあります。
色々できていない部分に気づいても重要な部分なのか些細な部分なのか判断できるようになってくると気にならなくなるかもしれません。
自分に厳しい傾向がある
HSPさんは共感能力も高く、他人のミスに対しては原因や感情を汲み取り許容できます。
しかし、自分のミスに対しては深く考え一見仕方のないミスでも
「こうしていれば防げた」と自分を責めてしまいがちです。
仕事ができないわけではないですね。
疲れやすくパフォーマンスが落ちる
多くの刺激を感じとり処理し続けているHSPは非常に疲れやすいです。
手を抜くこともしないため基本的には家に帰ってからどっと疲れるパターンが多いですが
疲れが溜まって限界を超えると仕事中に疲れてどうにもならなくなり
パフォーマンスが落ちる場合もあります。
他の人は普通に仕事をしているように見えるため「自分は弱いのか?」と自信がなくなってしまいます。
HSP特有の学習曲線がある
HSPさんは新しいことを学ぶ際に一般の人とは違った成長過程をたどると言われています。
はじめのうちは理解度が中々上がらず、コツをつかんだ瞬間から急激に上昇し結果的には一般の人の理解度を超えていきます。
コツを掴むまでがどうしても劣っていると感じてしまいがちです。
HSPさんが「仕事できる人」になる方法

HSPでも「仕事ができる」と感じる方法を紹介します。
まず「自分を変える」意識を捨てる
「自分が変わらなければ」
「自分が成長しなければ」
「自分がおかしい」
「自分は仕事ができない」
こういった考えはHSPさんには不要です。
なぜならHSPというのは性格ではなく生まれ持った特性であり
変えようがないからです。
「気づいてしまう」ものを「気づかない」ようにはできません。
心を凍らせて鈍感にすると楽しさや喜びまで半減してしまいます。
まずは
「変えようがない」
「変える必要もない」
と認識を改めてください。
次に「ありのままの自分」は環境次第で輝けると理解する
「変わらないと仕事はできるようにならない」
と思うかもしれませんが
HSPさんには合わない環境もあれば強烈にマッチする環境もあります。
環境次第で水を得た魚のように生き生きと能力を発揮して
「仕事できる人」になれるのです。
「環境のせいにするな」という言葉もありますがHSPの場合は例外です。
特性を変えることは難しく、職を変える方が簡単です。
そして適職に就く
HSPさんは「ありのままの自分で環境次第で輝ける」
つまり適職に就くことが最重要課題です。
HSPさんの適職の条件とは
個人差はありますがHSPさんの適職の条件は
- 1人または少人数の仕事
- 責任を背負わない仕事
- 新規立ち上げ
- サポートする仕事
- 独創性のある仕事
1人または少人数の仕事
HSPさんはどうしても人間関係がストレスになりがちです。
同じ空間にいる人間が多ければ多いほど常に把握しておかなければならない人数が増えて仕事に注ぐエネルギーが足りなくなてしまいます。
1人でできる仕事が最高ですが、少人数でもかなり気が楽になると思います。
責任を負わない仕事
人の上に立つとあちこちの意見を気にして身動きが取れなくなりますし
仕事自体の責任が大きいと重大に捉えてしまい常に緊張してしまいます。
もし上手くやれても負担が大きいので長期的に継続することは難しいです。
HSPさんはなるべくリラックスしてできる仕事が良いです。
新規立ち上げ
HSPさんは出来上がってしまっている人の輪に入るのが苦手です。
色々考えてしまって自分を出せず、中々馴染めません。
そういった意味で同じスタートラインに立てる新規立ち上げメンバーであれば少しは負担が軽くなると思います。
サポートする仕事
HSPさんは細かいことまで感じ取り、先を見越して行動ができるので
サポート役に適しています。
HSPの人にサポートしてもらう側は至れり尽くせりです。
独創性のある仕事
1人で没頭して作業を行い
ゼロから生み出すような仕事もHSPに向いています。
ハードルが高く感じるかもしれませんがやってみて心地よければ選ぶ価値ありだと思います。
HSPさんが退職する時の最適なルート

HSPの人は礼儀正しくて良心的、心優しい人が多い傾向があります。
すると退職した時の迷惑を考えて中々退職を言い出せないことも多いです。
そんな繊細さんが退職する時の最適ルートは転職サポート付きの退職代行を利用することです。
退職代行とは?
退職代行とは会社を辞めたいと思った時に、本人に変わって退職の処理を行ってくれるサービスです。
2018年ごろから増えてきたサービスで多くのメディアで紹介されています。
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転職サポート付きの退職代行業者はどこがいい?
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3大退職代行業者サービス比較
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- 返金保証あり
と必要な条件をしっかり満たしています。
色々気になってしまうHSPの人には会社としっかり交渉できる点も嬉しいですね。
退職代行サービスの利用を後ろめたく感じる必要はない
退職代行は「辞めづらさ」を解消する意味でHSPの味方ですが
「突然顔も合わせず辞めて申し訳ない」と新たな悩みを生んでしまいます。
しかし、辞めることを中々言い出せないHSPさんにとって退職代行の利用は必須といっても過言ではありません。
ですので退職代行は使うけれども
- 貸与品はしっかり返却する
- 制服はクリーニングに出して返却する
- デスクは退職代行前日に整理してから帰る
- 引き継ぎのメモを丁寧に書いて置いておく
- 後から感謝or事情説明の手紙を送る
など誠意を尽くしてみると心が軽くなります。
申し訳ないから退職代行はやめよう
→仕事も辞められない
→自分はしんどいまま
ではなく
いかに「後ろめたい」と思わず退職代行を利用できるか考えてみましょう。
「HSPは仕事ができない?」まとめ

記事の内容まとめ
- HSPだから「仕事の能力が低い、または働けない」ということはない
- 「仕事ができない」感じてしまうのは合っていない仕事をしているから
- 「辞めると言い出せない」繊細さんには退職代行がおすすめ
- 誠意を尽くせば退職代行は後ろめたくない
HSPの方はその繊細さ・敏感さゆえに小さな辛さも感じ取り増幅してしまいます。
なのでHSPの方は人一倍快適でやりたいと思う仕事で働く必要があります。
小さな幸せや感動も増幅して感じとれるので
自分に合った仕事ができれば毎日ハッピーに暮らして行くことができます。
1度自分の心に目を向けて、わがままに「何をしたいか」考えてみてください。
HSPさんの退職のためのゴールデンルートは転職サポート付きの退職代行の利用です。